“街の小さなケーキ屋さん” PatisserieAmuse オーナーパティシエ手づくりのスイーツを、ぜひご賞味ください。お店は新撰組所縁の京都市中京区壬生、大宮高辻交差点西に200m

 
アミューズのデコレーションケーキに飾られた、彩り豊かな可愛らしいお花。
このお花は“食せるお花=エディブルフラワー”です。
特別な方法で栽培された食用のお花で、金魚草、プリメラ、ホウセンカ、パンジー、カーネーション、ベゴニアなど・・・
季節ごとに様々な種類がそろっています。

アミューズでは、この“食せるお花”と季節のフルーツを組み合わせてサイズに関係なく、デコレーションに使われたモノがすべて食べられる彩り豊かなデコレーションケーキをご提供させていただいております。
この“食せるお花”エディブルフラワーをデコレーションケーキに使った「いきさつ」について、当店のオーナーパティシエ・吉住雅雄(よしずみ まさゆう)に聞いてみました。

 

●ケーキのデコレーションへの “こだわり” がキッカケ
前々から思っていたんですけど、ケーキのデコレーションって、ほとんどの人がミントとかの葉を使うでしょう?何か人と違う・・・変わったモノというか、へぇ〜!って感じてもらえるようなモノで仕上げたいなぁと思っていたんですよ。
中にはプラスチック製の飾りみたいなモノを使うこともあるじゃないですか。ボクのポリシーなんですけど、できるだけ食べられないものは乗っけたくないんですよね。お客さまに食べていただこうと出すモノだから、食べられないものがそこに入っているのがイヤなんですよ、ボクは・・・
まぁ色合いとかバランスを考えると、たまに使わざるを得ないことはあるんですけどネ(笑)
それだけに食べられて、デコレーションとしてもキレイなものがあるといいなぁ、と思っていたんです。

●エディブルフラワーとの「出会い」
そんなことをずっと考えていて、偶然に中央市場で八百屋さんと話をしていたら、「こんなものありますよ」と紹介されたのがエディブルフラワーだったんです。
紹介した八百屋さんはケーキのデコレーションに・・・とは思ってもいなかったようですがね。
エディブルフラワーをケーキに使うことは一般的ではなかったんですよね。たぶん私が初めてじゃないかな?
元々はイタリアンやフレンチのサラダの素材ですからね。
でも、こんな色鮮やかな花が食べられるんだったら、ケーキのデコに使えるな、とピンときたんです。
それで実際に使ってみたら、すごくいい。
やっぱり葉っぱだけより花も使った方が綺麗なんです。瑞々しくて、色鮮やかで、華やかで・・・
何より出来上がったケーキが楽しげなんですよね。
お客さまがご自宅で家族の前で、うちのケーキを箱から出した瞬間に“うわぁ!”と歓声が上がる。
エディブルフラワーを使うことで、そういう“楽しさ”を演出できているんじゃないかと思います。

●生花なのでフレッシュな状態で提供することが大切
エディブルフラワーを使う時に、心がけていること・注意していることは、やっぱり生花ですから、フレッシュな状態を保つこと。これが結構、難しい。(笑)
すぐにシオれてしまうんです。だから使うのは、ほぼデコレーションケーキだけですね。
時々、エディブルフラワーのデコレーションケーキを地方配送できないかと
問い合せいただくこともあるんですが、残念ながらお断りするしかないんですよね。
ケーキ自体もそうなんですがエディブルフラワーも“生もの”ですから、作ったその日のフレッシュな最高のコンディションで召し上がっていただきたいんですよね。
ですから申し訳ないのですが、店舗のみで販売させていただいています。
クオリティーファーストです。ぜひ、ご来店ください(笑)